北海道ダルクのプログラム
アディクト(薬物依存症)とは?私たちのほとんどは、この質問を繰り返す必要はないであろう。私たちは知っている!私たちの生き方、考え方はすべて、どんな形にせよ薬物が中心であった。薬物を手に入れること、使うこと、そしてより多く手に入れる方法を見つけることに執着していた。使うために生き、生きるために使うことの繰り返しであった。簡単に言えば、アディクトとは、薬物のとりこになった人のことである。進行し続ける病気の手中にあり、行き着くところは刑務所、精神病院、施設、死でしかないのである。。 DARC(ダルク)回復のプログラム 私たちは、ある期間薬物を使い続けたが、いつの日からかコントロールを失ってしまった。なぜそのことが起きたのか分らない、私たちは肉体的にも精神的にもどんどん悪くなった。薬物のコントロール喪失だけではなく、感情や金銭や生活のコントロールさえできなくなった。
このどん底から立ち上がり、人間性や人生を回復するためには、新しい基礎とターニングポイント(折り返し点)が必要だった。
どん底からの出発
アディクションの本質から底をつく、また何度かどん底をつくのは必然的である。底の深さは、自分がどこまで落ちることを許すかにかかっている。つまり底をつくのには、学校で落ちこぼれたり、大切なものをすべて失ったり、刑務所、少年院に入ったり、死の縁に至必要もない。
自己の容認 今日、自分自身を受け入れる事の最初のステップは、自分がアディクトであるということを受け入れる事です。回復する価値のある人間として、自分自身を受け入れることができるようになるには、まず私たちの病気や、それに伴って生じるすべての問題を受け入れなければなりません。
次に、私たちを健全な状態に戻すことのできる自分自身よりも大きなパワーを信じることで自己を受け入れられるようになります。ある特定の人のハイヤーパワーを信じる必要はありません。自分自身に適する概念を信じるべきです。自己の容認の精神的な理解は、苦しんだり、かつて過ちを犯したことがあったり、自分は完全ではないという事に気づいても、それはそれでいいのだと知ることです。
DARCのプログラムについて ダルク利用者はまずスタッフと面接し、今後のプログラムの説明を受けます。
このプログラムを受ける場合、誰にとっても最初の3ヶ月間というのは大切な期間です。
●1ヶ月目(1日〜30日) 初めてダルクのプログラムに参加してどのような印象を持ちましか?もしあなたが初めから「これこそ自分の求めていたものだ」「私にぴったりの所だ」と思えたなら、迷うことは何もないはずです。しかし、最初からこのプログラムに馴染める人はどうも少ないようです。多くの仲間は最初「俺は、私はここの人たちとはちょっと違う」とか「自分もひどいけどダルクの人たちほどはひどくない」と感じるようです。
●2.ヶ月目(30日〜60日) ミ−ティングにも慣れ、NAミ−ティングの週間スケジュールを覚えた頃、ダルクの生活にも少し慣れてきたことでしょう。クリーンな状態でいられたなら体力的にも少しずつ回復しつつあるこの時期、多くの仲間は今の生活への不安も出てくる頃です。しかし、その原因は先取りの不安や将来への焦り、疎外感や孤感、仲間と居ても消えない寂しさによる場合がほとんどです。
●3ヶ月(60日〜90日) 3ヶ月と言うアディクト(薬物依存者)にとっては長すぎると思われる期間を経て、「今日あなたは落ち着きを取り戻していますか?」「今日あなたは囚われ事から解放されていますか?」これらの問いに一つでもミ−ティング「はい」と答えることが出来たなら、それはあなたにとってこのプログラムが効果的であることの証拠です。もし、3つとも「はい」と答えることが出来たら、さらなる成長へと進む準備が出来ているといえるでしょう。12ステップのプログラムに終了はありません。したがって、3ヶ月間というのは一つの目安に過ぎません。毎日ミーティングに出て充分な準備が出来たあなたは、今、さらなる回復と成長のスタートラインに立っている状態です。競う相手は誰もいません。周りにいるのは一緒に歩んでくれる仲間です。あせらずに続けて行きましょう。 (Easy Does It!) 北海道ダルク基本的な週間プログラム
●禁止事項
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